コラビアスキルアップ講座「居場所って何?~まちづくりに繋がるかかわり方を学ぼう~」
公開日:2024年10月05日 最終更新日:2024年10月13日
日時:2024年9月28日(土)13時30~15時30分
場所:コラビア会議室
参加者:21名
講師:一尾茂疋先生(瀬戸ツクルスクール代表)
前半は、対話形式で、「居場所とは?つながりをつくるための関わり方」について、お話をいただきました。5人のグループに分かれて、『居場所の定義づくり』のワークを行いました。正解ではなく納得解、プロセスが重要であることを学びました。
後半は、まちづくりにつながる考え方について、お話いただきました。つながるための考え方として、アドラー心理学は共同体感覚の育成が目的であること、3つの土台(対等、相互尊敬、相互信頼)と5つの基本前提(認知論、自己決定性、目的論、対人関係論、全体論)と勇気づけについて紹介していただきました。
「居場所とは?」の問いに対して、
①信頼や関係性ができたうえで、ヒントを与えたり、改善点も伝えるが、自分で決めることが大事。(未来と希望を自分で自由に選択)
②共通項がなくても、安心感があれば居場所。
④居場所は温かいスープのようなもの。安心できる。
①~④の定義を、各グループごとに発表していただきました。
改めて、居場所とは、人それぞれ思いが違い、正解はなく、みんなそれぞれの思いがあるからこそ、それを相互に認め合い、信頼関係を構築していくことが大切だと感じました。
居場所について、考える機会となったと思います。